DXの推進に向けては、ユーザー視点に立ったデジタルソリューションの創出が重要であり、その手法として、住民や企業、行政等の共創によって新しいサービスや商品を生み出す「リビングラボ」と呼ばれる取組が全国各地で展開されています。
この取組を県内に広く周知するとともに、その定着に向けて具体的な事例を創出する「やまぐちリビングラボ」を新たに始めることとしました。
このたびキックオフイベントを下記のとおり開催しますので、参加者を募集します。
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~リビングラボ~
社会課題を解決するために、住民と企業等が共にアイデアの創出やアイデアに基づく試作品の作成を行い、生活環境の中で何度も繰り返しテストしながら、新しいサービスや商品を生み出す、アイデアを形にするまでの一連の活動のこと
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(全国の事例)
・地域に住みながらビジネスでも活躍できる環境づくりを目的に、市民と企業等が協働してテレワークしやすい家具づくりを実施
・障害を持つ子どもと一緒にできるスポーツを地域の文化にするため、市民がアイデアを出し企画したスポーツフェスティバルを開催
1 「やまぐちリビングラボ」の概要
地域課題を解決する新しい手法である「リビングラボ」を根付かせるため、ユーザー視点のアイデアを生み出すことや形にすることに関心のある県民等に参加いただき、「リビングラボ」の理解を深める「キックオフイベント」や、アイデアについて話し合う「チームミーティング」、新しいサービス等の試作や実証を繰り返す「プロトタイピング」を実施する。
2 キックオフイベントの概要
日時
①現地開催 :令和5年6月17日(土)13時00分~15時00分
②オンライン開催: 6月19日(月)19時00分~21時00分
※ 同じ内容のイベントを、現地とオンライン(別日程)で開催します。
会場
やまぐちDX推進拠点Y-BASE
(山口市熊野町1-10 ニューメディアプラザ山口10階)
イベント内容
時 間 |
内 容 |
|
①現地 |
②オンライン |
|
13:00- |
19:00- |
オープニング・概要説明 |
13:05- |
19:05- |
セミナー「リビングラボに期待できる可能性」 |
13:40- |
19:40- |
事例紹介「ユーザー視点で創出されたアイデア例」 |
14:00- |
20:00- |
ワークショップ「自分の興味・関心をみんなでシェアしよう」 |
-15:00 |
-21:00 |
クロージング・今後の取組案内 |
講師
[セミナー・ワークショップ講師]
赤木 真由 氏
Tsukuru to Ugoku Design (株)代表取締役/周南公立大学経済学部講師
- 慶應義塾大学大学院 SDM 研究科修士課程修了、後期博士課程在籍
- チームの多様性を活かした創造性の発揮が専門
- 徳島県上勝町、山口県周南地域で地域デザインに取り組む
[セミナー ゲストスピーカー]
木村 篤信 氏
(株)地域創生Coデザイン研究所 ポリフォニックパートナー/東京理科大学 客員准教授
- NTT研究所に入社後、リビングラボ・Coデザインの研究・実践プロジェクトを立ち上げ、2021年に地域創生Coデザイン研究所を設立
- 福岡や関西などで、地域の社会課題に関するリビングラボを多数実践
定員
現地参加 先着30名 / オンライン参加 定員なし
応募方法
応募フォーム(https://forms.office.com/r/S9GiRq1t0y)から申し込み(無料)
※ 締切:(①現地) 6月16日(金)17時まで
(②オンライン) 6月19日(月)9時まで
今後のスケジュール(予定)
6月 |
本イベント参加者等を対象に、今後の取組への参加希望者を募集 |
6~7月 |
チームミーティング(アイデア等検討) |
8~12月 |
プロトタイピング(試作・実証) |
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